年齢と時代で顔立ちはどう変わるか
「昔の女優と今の女優では顔が違う」という話はよく聞きます。 実際に測るとどうなのか。 顔を実測できた6,965人のうち、生年とデビュー年の両方が分かる 1,696人を対象に調べました。
年齢と時代は分けないと答えが出ない
単純に年上と年下を比べても分かりません。年上の女優ほどデビューも古いので、 年齢の影響か年代の影響か区別できないからです。
そこで片方を固定します。 同じ年代のなかで年齢を比べれば年齢の影響が、 同じ年齢層のなかで年代を比べれば年代の影響が分かります。
年齢で効くのは目の大きさ
デビュー年を2012〜2019年に固定
| デビュー時年齢 | 人数 | 目の大きさ | 童顔度 | 顔の縦横比 | まぶたの開き |
|---|---|---|---|---|---|
| 18〜21歳 | 241 | 65.9 | 58 | 49.2 | 57.2 |
| 22〜25歳 | 95 | 61.4 | 52.7 | 54.8 | 58.7 |
| 26〜30歳 | 26 | 44.8 | 41.8 | 56.7 | 47.9 |
数値は全体のなかでの位置(パーセンタイル)。50が平均。
はっきり出たのは目の大きさです。 18〜21歳が65.9、26〜30歳が44.8で、21ポイント差がありました。 顔の縦横比も49.2から56.7へ動き、年齢が上がるほど面長寄りに測られます。 童顔度はこの2つの合成なので、58.0から41.8へ下がります。
ただし26〜30歳は26人しかいません。 この年齢でデビューする人自体が少ないためで、参考程度に見てください。
時代で効くのは口・鼻・顎
デビュー時年齢を20〜24歳に固定
| デビュー年 | 人数 | 口の大きさ | 鼻の幅 | 顎の幅 | まぶたの開き |
|---|---|---|---|---|---|
| 2004〜2011年 | 512 | 37.2 | 33.8 | 37.9 | 64.4 |
| 2012〜2017年 | 188 | 55.4 | 48.3 | 48.1 | 57 |
| 2018〜2026年 | 106 | 59.3 | 55.6 | 53.7 | 52.8 |
同じ年齢層だけを比べているので、年齢の影響は入っていない。
年齢の影響を除いても、年代の差は明確に残りました。口・鼻・顎の3つが、そろって16〜22ポイント大きく測られるようになっています。
顔そのものが変わったのか
おそらく違います。人間の顔立ちが20年でこれほど変わるとは考えにくく、写真の作り方が変わったと見るのが自然です。
測っているのはプロフィールの代表画像で、 そこには加工と撮影当時の化粧が反映されています。 2000年代の画像は、鼻と顎を細く、口を小さく見せる加工が 強くかかっていた可能性があります。
つまりこれは「顔の測定」ではなく「写真の測定」です。 当サイトの顔の特徴ランキングも同じ制約を持っています。
この偏りは実際に効いている
童顔ランキングの上位48人は初出演年の中央値が2009年で、 全体の2013年より4年古い側に寄っています。 鼻・口・顎が小さく測られる年代の画像が、童顔度で有利になるためです。
最近デビューした女優から探したい場合は、 ランキングページの絞り込みでデビュー時期や活動時期の条件を足してください。条件は端末に保存され、他の画面でも初期値になります。
実物と比べる
代表画像と実際の作品中の顔がどれだけ一致するかは、代表画像と実物の印象差で確認できます。各女優のページでは、 照合に使った作中の顔を代表画像の隣に並べています。
対象は生年とデビュー年の両方が分かる1,696人です。 生年が公開されている女優は全体の4分の1ほどなので、 全女優を代表する数字ではありません。